category:shohitsu
省筆 (-)
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Category ID | shohitsu |
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Synonyms |
Definition
ものごとを隅ずみまで述べず,簡潔にすっきりと言語化する修辞技法
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History and Related Terms
Examples in the Literature
* 川端康成の『雪国』では、省略したという感じがもう少しわかりやすい箇所が散見する。「いやだわ。いちばん肩の張るお客さま。」という会話を記し、すぐ続けてその声の主である駒子の行動を、視点人物である島村の思考と感覚をとおして、「と、駒子はちらっと下唇を噛んだが、三味線を膝に構えると、それでもう別の人になるのか、素直に稽古本を開いて」と描き、改行してまた「この秋、譜で稽古したのね。」という駒子の会話を掲げる。そこでまた改行し、「勧進帳であった。」という短い一文を記しただけで、またまた改行する。
References
* 『日本語の文体・レトリック辞典』(中村明/東京堂出版)
Examples in the Corpus
最終更新: 2024/01/20 17:31 (外部編集)