ex:a2042
「枯葉が折々みぞれのように二人のからだへ降りかかった」
「枯葉が折々みぞれのように二人のからだへ降りかかった」
Text
「日が暮れかけると山は風の音ばかりだった。楢や樅(もみ)の枯葉が折々みぞれのように二人のからだへ降りかかった。」
Context | Focus | Standard | Context |
---|---|---|---|
みぞれ | (枯葉) |
Rhetoric
Category | |
---|---|
1 | 直喩・シミリ (simile) |
2 | 自然描写 (description of nature) |
3 | アナロジー・類推 (analogy) |
4 | イメジャリー・イメージ (imagery) |
Semantics
Grammar
Lexical Slots | Conceptual Domain |
---|---|
A | Target |
B | Source |
C | Elaboration |
Preceding | Morpheme | Following | Usage | |
---|---|---|---|---|
1 | A | が | C | が-主語 |
2 | B | の[ように] | C | の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合 |
3 | B | [の]ように | C | 様-類似-連用形 |
Pragmatics
Category | Effect |
---|---|
自然描写 (description of nature) | 霙という事象になぞらえることで、多くの枯葉が降りかかってきた様子を描く。 |
アナロジー・類推 (analogy) | 霙という冷たさを喚起する事物を出すことで、二人の心に存在する苦しみなどの負の感情を暗示する。 |
イメジャリー・イメージ (imagery) | 霙という無数の粒が落下する事象に比することで、「二人」に降りかかった枯葉の量や勢いを具体的に想起させる。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)