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「枯葉が折々みぞれのように二人のからだへ降りかかった」
「枯葉が折々みぞれのように二人のからだへ降りかかった」
Text
「日が暮れかけると山は風の音ばかりだった。楢や樅(もみ)の枯葉が折々みぞれのように二人のからだへ降りかかった。」
| Context | Focus | Standard | Context |
|---|---|---|---|
| みぞれ | (枯葉) |
Rhetoric
| Category | |
|---|---|
| 1 | 直喩・シミリ (simile) |
| 2 | 自然描写 (description of nature) |
| 3 | アナロジー・類推 (analogy) |
| 4 | イメジャリー・イメージ (imagery) |
Semantics
Grammar
| Lexical Slots | Conceptual Domain |
|---|---|
| A | Target |
| B | Source |
| C | Elaboration |
| Preceding | Morpheme | Following | Usage | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | A | が | C | が-主語 |
| 2 | B | の[ように] | C | の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合 |
| 3 | B | [の]ように | C | 様-類似-連用形 |
Pragmatics
| Category | Effect |
|---|---|
| 自然描写 (description of nature) | 霙という事象になぞらえることで、多くの枯葉が降りかかってきた様子を描く。 |
| アナロジー・類推 (analogy) | 霙という冷たさを喚起する事物を出すことで、二人の心に存在する苦しみなどの負の感情を暗示する。 |
| イメジャリー・イメージ (imagery) | 霙という無数の粒が落下する事象に比することで、「二人」に降りかかった枯葉の量や勢いを具体的に想起させる。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)
