ex:a2039

「年中そこへ寝起している」

「年中そこへ寝起している」

Page Type	Example
Example ID	a2039
Author	太宰治
Piece	「魚服記」
Reference	『太宰治』
Pages in Reference	12

Text

「茶店の女の子はその小屋の娘であって、スワという名前である。父親とふたりで年中そこへ寝起しているのであった。」

Context	Focus	Standard	Context
そこへ	寝起している	（生活している）

Rhetoric

	Category
1	転喩 (metalepsis)
2	側写法 (metalepsis)
3	死喩 (dead metaphor)

Semantics

	Source	Relation	Target	Pattern
1	寝起きする	>	暮らす	起きる>暮らす

Grammar

Construction
Mapping Type

　

Lexical Slots	Conceptual Domain

　

	Preceding	Morpheme	Following	Usage

Pragmatics

Category	Effect
側写法 (metalepsis)	就寝・起床への言及によって、小屋が二人にとって日常生活の場になっていることを仄めかす。
死喩 (dead metaphor)	「生活する」「暮らす」ことを表す表現として高度に慣習化した比喩表現を用いている。

用例一覧, 太宰治, 「魚服記」, 『太宰治』, 転喩 (metalepsis), 側写法 (metalepsis), 死喩 (dead metaphor), 起きる>暮らす, 起きる（おきる）, 暮らす（くらす）, Y-Kasuga, A-Tamaru, Y-Hirakawa, T-Komatsubara

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)