ex:a0666

「蚤の食ったようにむず痒い」

「蚤の食ったようにむず痒い」

Page Type Example
Example ID a0666
Author 芥川龍之介
Piece 「鼻」
Reference 『芥川龍之介』
Pages in Reference 41

Text

鼻は熱湯に蒸されて、蚤の食ったようにむず痒い。

Context Focus Standard Context
蚤の食った むず痒い

Rhetoric
Semantics

Source Relation Target Pattern
1 食べる = むずがゆい くすぐったい=食う

Grammar

Construction AはBようにC
Mapping Type 概念メタファー

 

Lexical Slots Conceptual Domain
A Elaboration
B Source
C Elaboration

 

Preceding Morpheme Following Usage
1 A C は-既出のものに関する判断の主題
2 B ように C 様-類似-連用形

Pragmatics

Category Effect
明晰 (clarity) 熱湯に浸したことで鼻が痒くなっていることを、痒みを引き起こす典型的な原因である蚤を引き合いに出すことで分かりやすく表現する。

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)