ex:a0541
「老人は一文字に消えてしまいました」
「老人は一文字に消えてしまいました」
Page Type | Example |
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Example ID | a0541 |
Author | 芥川龍之介 |
Piece | 「杜子春」 |
Reference | 『芥川龍之介』 |
Pages in Reference | 176 |
Text
「老人は杜子春に別れを告げると、又あの竹杖に跨って、夜目にも削ったような山々の空へ、一文字に消えてしまいました。」
Context | Focus | Standard | Context |
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老人は | 一文字に | (一直線に) | 消えてしまいました |
Rhetoric
Semantics
Grammar
Construction | |
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Mapping Type |
Lexical Slots | Conceptual Domain |
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Preceding | Morpheme | Following | Usage |
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Pragmatics
Category | Effect |
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描写 (description) | 老人が素早くまっすぐに、一瞬のうちに消えていったことを表現する。 |
字謎・文字遊び (-) | 文字を書く動きになぞらえられていることから、老人が去っていった軌跡がその空間に残っているような印象がある。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)