fn:explicit-subjectivity

主観性明示構文

以前のリビジョンの文書です


主観性明示構文

Description

異なるドメイン間の比喩的な意味拡張を示す機能をもつ構文の一つである。構文が表す修飾関係の被修飾部、ないしは叙述関係の述部がSourceの要素を表す。

主観性明示方略の直喩の構文は、多くが叙述的な隠喩表現に指標を付け加えたような形式をもつ。例えば、「五位はこの語が自分の顔を打つたやうに感じた」では、「ように感じた」を取り去ると「この語が自分の顔を打った」という隠喩になる。ここでは「顔を打った」という身体的経験と比喩的に対応しているのは、言葉が心に響いたという心理的経験であるが、この2つの経験の関係は言語化されておらず、あくまで間接的に理解される。「TがSように感じた」という構文は、Tに対するSの比喩的な叙述が主観的な感じ方にもとづいていることを明示していると解釈できる。

Examples
最終更新: 2019/09/26 15:55