ex:a2248

「お日さまの光が木や草の緑を飴色にうきうきさせる」

「お日さまの光が木や草の緑を飴色にうきうきさせる」

Page Type Example
Example ID a2248
Author 宮沢賢治
Piece 「カイロ団長」
Reference 『新編銀河鉄道の夜』
Pages in Reference 47

Text

朝は、黄金色のお日さまの光が、とうもろこしの影法師を二千六百寸も遠くへ投げ出すころからさっぱりした空気をすぱすぱ吸って働き出し、 夕方は、お日さまの光が木や草の緑を飴色にうきうきさせるまで歌ったり笑ったり叫んだりして仕事をしました。

Context Focus Standard Context
お日さまの光が木や草の緑を飴色に うきうきさせる (輝かせる)

  • 「二千六百寸」は約78.78m。

Rhetoric
Semantics

Source Relation Target Pattern
1 うきうきする = 輝く 輝く=楽しむ

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
擬人法 (personification) 夕陽に照らされて、木や草が人間のように陽気な気持ちになって身体を揺らしているかのような印象を与える。
風景描写 (scene-description) 夕日に照らされた草木の様子を戯画的に描く。

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)