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「とうもろこしの影法師を二千六百寸も遠くへ投げ出す」

「とうもろこしの影法師を二千六百寸も遠くへ投げ出す」

Page Type Example
Example ID a2246
Author 宮沢賢治
Piece 「カイロ団長」
Reference 『新編銀河鉄道の夜』
Pages in Reference 47

Text

朝は、黄金色(きんいろ)のお日さまの光が、とうもろこしの影法師を二千六百寸も遠くへ投げ出すころからさっぱりした空気をすぱすぱ吸って働き出し、 夕方は、お日さまの光が木や草の緑を飴色にうきうきさせるまで歌ったり笑ったり叫んだりして仕事をしました。

Context Focus Standard Context
二千六百寸も () 遠くへ

  • 人間の指標で考えたときに、二千六百寸(=78.78m)は「遠く」を表すために適切かどうかは不明であるものの、ここでは蛙目線で話が進められているため、「遠く」を表すために用いられる距離としては十分である。

Rhetoric
Semantics

Source Relation Target Pattern
1 二千 > 遠い 千>遠い

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)