ex:a2138
「バグダッドの祭のようだ」
「バグダッドの祭のようだ」
Page Type | Example |
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Example ID | a2138 |
Author | 梶井基次郎 |
Piece | 「泥濘」 |
Reference | 『梶井基次郎』 |
Pages in Reference | 217-218 |
Text
「『お前達は並んでアラビア兵のようだ』『そや、バグダッドの祭のようだ』『腹が第一減っていたんだな』 ずらっと並んだ洋酒の壜を見ながら自分は少し麦酒(ビール)の酔いを覚えていた。」
Context | Focus | Standard | Context |
---|---|---|---|
バグダッドの祭 | 洋酒の壜 |
- バグダッドの祭りはラマダン明けの祭りのことか。ずらっと並んでいる様子を表現している。
Rhetoric
Semantics
Source | Relation | Target | Pattern |
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Grammar
Lexical Slots | Conceptual Domain |
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A | Source |
Preceding | Morpheme | Following | Usage | |
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1 | A | の[ようだ] | の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合 | |
2 | A | [の]ようだ | 様-類似-終止形 |
Pragmatics
Category | Effect |
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寓意・アレゴリー (allegory) | 直前の「アラビア兵のようだ」に連なる表現。 |
描写 (description) | 酒が並んでいる様子をアラビア兵の隊列に比する前文の比喩を受けて、アラビアの都市であるバグダッドの祭になぞらえることで、ずらりと酒が並んでいる景気のよさや賑やかさを描く。 |
イメジャリー・イメージ (imagery) | 異国情緒が漂うことも表示する。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)