ex:a2135
「自分の口は喋っているのだった」
以前のリビジョンの文書です
lv5-「自分の口は喋っているのだった」
| Example ID | a2135 |
|---|---|
| Category | 換喩・メトニミー (metonymy) |
Text
「しかし、自分はどこか変じゃないか? などこちらから聞けない気がした。『そう言えば変だ』など言われる怖ろしさよりも、変じゃないかと自分から言ってしまえば自分で自分の変な所を承認したことになる。承認してしまえばなにもかもおしまいだ。そんな怖ろしさがあったのだった。そんなことを思いながらしかし自分の口は喋っているのだった。」(梶井基次郎「泥濘」: 215)
| Context | Focus | Standard | Context |
|---|---|---|---|
| 自分の | 口 | (自分) | は喋っているのだった |
Conceptual Mappings
Figurative Construction
| Construction | |
|---|---|
| Mapping Schema | |
| Functional Type |
Rhetorical Effects
- ゲシュタルト崩壊 思いとは別に口が独立的に動いている印象を与える。
最終更新: 2020/02/01 18:01
