ex:a2119

「動き出すことの禁ぜられた沼のように淀んだところ」

以前のリビジョンの文書です


lv3-「淀んだ」

Example ID a2119
Category 隠喩・メタファー (metaphor)
Text

「何をやりはじめてもそういうふうに中途半端中途半端が続くようになって来た。またそれが重なってくるにつれてひとりでに生活の大勢が極ったように中途半端を並べた。そんなふうで、自分は動き出すことの禁ぜられた沼のように淀んだところをどうしても出切ってしまうことができなかった。」(梶井基次郎「泥濘」: 209)

Context Focus Standard Context
淀んだ (不活発な)
  • 直喩との呼応、タイトルの「泥濘」に関連した比喩か
Conceptual Mappings
Figurative Constructions
Construction
Structure
Function
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:40 (外部編集)