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「金銭も木葉(このは)のごとく軽い」
「金銭も木葉(このは)のごとく軽い」
Text
「私たちは芸術家だ。王侯といえども恐れない。金銭もまたわれらに於いて木葉(このは)のごとく軽い。」
Context | Focus | Standard | Context |
---|---|---|---|
木葉 | 金銭 | 軽い |
Rhetoric
Semantics
Grammar
Lexical Slots | Conceptual Domain |
---|---|
A | Target |
B | Source |
C | Elaboration |
Preceding | Morpheme | Following | Usage | |
---|---|---|---|---|
1 | A | も | C | も-含蓄的に提示(主語) |
2 | B | の[ごとく] | C | の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合 |
3 | B | [の]ごとく | C | ごとし-類似-連用形 |
Pragmatics
Category | Effect |
---|---|
イメジャリー・イメージ (imagery) | 価値を重さによって捉えるという認知的な概念を基盤として、軽さの代表的事物である木の葉を引き合いに出すことで、芸術家にとって金銭もつ価値の低さを具体的に想起させる。 |
評価 (evaluation) | 何の価値もない木葉になぞらえることで、芸術家にとっての金銭の無価値さを示す。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)