ex:a2113
「有頂天こそ嘘の結晶だ」
以前のリビジョンの文書です
「結晶」
Example ID | a2113 |
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Category | 隠喩・メタファー (metaphor) |
Text
「だしぬけに三郎は叫んだ。判ります、判ります。次郎兵衛はその叫び声のために眼をさましてしまった。濁った眼をぼんやりあけて、何事ですか、と三郎に尋ねた。三郎はおのれの有頂天に気づいて恥かしく思った。有頂天こそ嘘の結晶だ、ひかえようと無理につとめたけれど、酔いがそうさせなかった。」(太宰治「ロマネスク」: 59)
Context | Focus | Standard | Context |
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結晶 | () | 嘘の |
Conceptual Mapping
Figurative Marker
Marker | Elements |
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Rhetorical Effect
最終更新: 2019/08/01 14:40 (外部編集)