ex:a2070
「腕が螺旋のようにきりきり食いいる」
「腕が螺旋のようにきりきり食いいる」
Text
「まっすぐに突きだす途中で腕を内側に半廻転ほどひねったなら更に四倍くらいの効力があるということをも知った。腕が螺旋のように相手の肉体へきりきり食いいるというわけであった。」
Context | Focus | Standard | Context |
---|---|---|---|
螺旋 | 腕 |
Rhetoric
Semantics
Grammar
Construction | AがBのようにCへD-E |
---|---|
Mapping Type | 概念メタファー |
Lexical Slots | Conceptual Domain |
---|---|
A | Target |
B | Source |
C | Target |
D | Elaboration |
E | Target |
Preceding | Morpheme | Following | Usage | |
---|---|---|---|---|
1 | A | が | E | が-主語 |
2 | B | の[ように] | E | の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合 |
3 | B | [の]ように | E | 様-類似-連用形 |
4 | C | へ | E | へ-帰着点 |
5 | D | - | E | 統語関係 |
Pragmatics
Category | Effect |
---|---|
イメジャリー・イメージ (imagery) | 回転しながら一定の方向に進む螺旋運動やその軌跡になぞらえることで、捻った拳が相手の体にめり込む様子を具体的に想起させる。 |
誇張法 (hyperbole) | 相手の体にめり込む拳の捻った様を「螺旋」と大げさに表すことで、その威力の大きさを際立たせる。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)