ex:a2065
「水気をふくんだ重たい風が地を這いまわる」
以前のリビジョンの文書です
lv3-「水気をふくんだ重たい風が地を這いまわる」
| Example ID | a2065 |
|---|---|
| Category | 隠喩・メタファー (metaphor) |
Text
「ひる少しすぎたころ、だしぬけに黒雲が東北の空の隅からむくむくあらわれ二三度またたいているうちにもうはや三島は薄暗くなってしまい、水気をふくんだ重たい風が地を這いまわるとそれが合図とみえて大粒の水滴が天からぽたぽたこぼれ落ち、やがてこらえかねたかひと思いに大雨となった。」(太宰治「ロマネスク」: 36)
| Context | Focus | Standard | Context |
|---|---|---|---|
| 重たい | () | 風 |
Conceptual Mapping
Figurative Marker
| Marker | Elements |
|---|---|
Rhetorical Effect
- 共感覚 重量感で湿度を表す。
最終更新: 2019/08/01 14:40 (外部編集)
