ex:a2004
「この商売一つにかじりついて」
「この商売一つにかじりついて」
Text
「対米英戦がはじまって、だんだん空襲がはげしくなって来てからも、私どもには足手まといの子供は無し、故郷へ疎開などする気も起らず、まあこの家が焼ける迄は、と思って、この商売一つにかじりついて来て、どうやら罹災もせず終戦になりましたのでほっとして、」
Context | Focus | Standard | Context |
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この商売一つに | かじりついて | (固執して) |
Rhetoric
Semantics
Grammar
Construction | |
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Mapping Type |
Lexical Slots | Conceptual Domain |
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Preceding | Morpheme | Following | Usage |
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Pragmatics
Category | Effect |
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擬物法・結晶法 (hypostatization) | 商売を齧りつくことのできる物体化のように表現する。 |
人物描写 (description of a character) | 商売にかじりつくと表すことで、そこから離されないような必死さまで表す効果がある。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)