ex:a1956
「建築よりもむしろ途方もない怪物に近い稀代の大寺院を見上げて」
「建築よりもむしろ途方もない怪物に近い稀代の大寺院を見上げて」
Text
「僕らは玄関の前にたたずんだまま、(そのまた玄関に比べてみても、どのくらい僕らは小さかったのでしょう!)しばらくこの建築よりもむしろ途方もない怪物に近い稀代の大寺院を見上げていました。」
Context | Focus | Standard | Context |
---|---|---|---|
途方もない怪物 | 大寺院 |
Rhetoric
Semantics
Grammar
Construction | AよりもむしろBに近いC |
---|---|
Mapping Type | 概念メタファー |
Lexical Slots | Conceptual Domain |
---|---|
A | Source |
B | Source |
C | Target |
Preceding | Morpheme | Following | Usage | |
---|---|---|---|---|
1 | A | より[も] | Bに近い | より-比較対象の引合い |
2 | A | [より]も | Bに近い | も-強調 |
3 | むしろ | Bに近い | かえって(かえって) | |
4 | B | に[近い] | C | に-比較の基準 |
5 | B | [に]近い | C | 近い(ちかい) |
Pragmatics
Category | Effect |
---|---|
風景描写 (scene-description) | 「僕ら」に寺院がどのように見え、何を感じたかが描写されている。 |
イメジャリー・イメージ (imagery) | 寺院の様相が豪壮であることと、それに対する発話者の驚きを怪物のイメージによって表現する。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)