ex:a1924

「ただ目の前に稲妻に似たものを感じた」

「ただ目の前に稲妻に似たものを感じた」

Page Type	Example
Example ID	a1924
Author	芥川龍之介
Piece	「河童」
Reference	『芥川龍之介』
Pages in Reference	313

Text

「それから、――それから先のことは覚えていません。僕はただ目の前に稲妻に似たものを感じたぎり、いつの間にか正気を失っていました。」

Context	Focus	Standard	Context
	稲妻	（）	に似たもの

Rhetoric

	Category
1	直喩・シミリ (simile)
2	イメジャリー・イメージ (imagery)

Semantics

	Source	Relation	Target	Pattern

Grammar

Construction	Aに似たもの
Mapping Type	概念メタファー

　

Lexical Slots	Conceptual Domain
A	Source

　

	Preceding	Morpheme	Following	Usage
1	A	に［似たもの］		に-比較の基準
2	A	［に］似た［もの］		同じゅうする（おなじゅうする）
3	A	［に似た］もの		対象（たいしょう）

Pragmatics

Category	Effect
イメジャリー・イメージ (imagery)	大きな衝撃を与える身近な事象である稲妻の威力を想起させることで、穴から転げ落ちた際に感じた気を失うほどの衝撃の強さを具体化する。

用例一覧, 芥川龍之介, 「河童」, 『芥川龍之介』, 直喩・シミリ (simile), イメジャリー・イメージ (imagery), Aに似たもの, に-比較の基準, 同じゅうする（おなじゅうする）, 対象（たいしょう）, Y-Kasuga, T-Komatsubara, R-Kikuchi, Y-Hirakawa, R-Kikuchi

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)