ex:a1893
「風流を盛るべき器(うつわ)が佶屈(きっくつ)な漢字」
以前のリビジョンの文書です
lv5-「風流を盛るべき器(うつわ)が佶屈(きっくつ)な漢字」
Example ID | a1893 |
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Category | 換喩・メトニミー (metonymy) |
Text
「風流を盛るべき器(うつわ)が、無作法(ぶさほう)な十七字と、佶屈(きっくつ)な漢字以外に日本で発明されたらいざ知らず、さもなければ、余はかかる時、かかる場合に臨んで、いつでもその無作法とその佶屈とを忍んで、風流を這裏(しゃり)に楽しんで悔いざるものである。そうして日本に他の恰好(かっこう)な詩形のないのを憾(うら)みとはけっして思わないものである。」(夏目漱石「思い出すことなど」: )
Context | Focus | Standard | Context |
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風流を盛るべき器(うつわ)が…佶屈な | 漢字 | (漢詩) |
Conceptual Mappings
Figurative Construction
Construction | |
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Mapping Schema | |
Functional Type |
Rhetorical Effects
- [[effect:] 漢詩というと文学作品を表すが、漢字というと文学作品とはいえないようなものも含むことを暗示する。
最終更新: 2019/08/28 17:53