ex:a1890

「読者の胸に伝われば満足なのである」

「読者の胸に伝われば満足なのである」

Page Type	Example
Example ID	a1890
Author	夏目漱石
Piece	「思い出すことなど」
Reference	『夏目漱石』
Pages in Reference	359

Text

「ただ当時の余はかくのごとき情調に支配されて生きていたという消息が、一瞥の迅きうちに、読者の胸に伝われば満足なのである。」

Context	Focus	Standard	Context
読者の	胸	（心）

Rhetoric

	Category
1	換喩・メトニミー (metonymy)
2	イメジャリー・イメージ (imagery)

Semantics

	Source	Relation	Target	Pattern
1	胸	>	心	胸部>心

Grammar

Construction
Mapping Type

　

Lexical Slots	Conceptual Domain

　

	Preceding	Morpheme	Following	Usage

Pragmatics

Category	Effect
イメジャリー・イメージ (imagery)	読者の胸が「余」の消息を感受する主体ないし器官であるかのような印象を与える。

用例一覧, 夏目漱石, 「思い出すことなど」, 『夏目漱石』, 換喩・メトニミー (metonymy), イメジャリー・イメージ (imagery), 胸部>心, 胸部（きょうぶ）, 心（こころ）, K-Kambara, N-Mori, Y-Hirakawa

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)