ex:a1876

「いくら足を縮めても近づいて来る」

以前のリビジョンの文書です


「足を縮めても」

Example ID a1876
Category 換喩・メトニミー (metonymy)
Text

「けれども、もう遅い。自分は厭でも応でも海の中へ這入らなければならない。ただ大変高くできていた船と見えて、身体は船を離れたけれども、足は容易に水に着かない。しかし捕まえるものがないから、しだいしだいに水に近づいて来る。いくら足を縮めても近づいて来る。」(夏目漱石「夢十夜」: 338)

Context Focus Standard Context
足を縮めても (足を動かしても)
Conceptual Mapping
Figurative Marker
Marker Elements
Rhetorical Effect
最終更新: 2019/08/01 14:39 (外部編集)