ex:a1850
「胃の中からげーと云う者が吶喊して出てくる」
以前のリビジョンの文書です
「胃の中からげーと云う者が吶喊して出てくる」
| Example ID | a1850 |
|---|---|
| Category | 直喩・シミリ (simile), オノマトペ (ideophone) |
Text
「すると四時十五分前頃から、今まで何とも無かったのに、急に嘔気（はきけ）を催（もよお）して来た。細君は水薬を茶碗へ注いで僕の前へ置いてくれたから、茶碗を取り上げて飲もうとすると、胃の中からげーと云う者が吶喊（とっかん）して出てくる。やむをえず茶碗を下へ置く。」（夏目漱石「吾輩は猫である」: 304）
| Context | Focus | Standard | Context |
|---|---|---|---|
| 「げー」 | （） | 者 |
- 「吶喊」とは、大声を上げることをいう。
Conceptual Mappings
Figurative Constructions
| Construction | 隠喩性構文 |
|---|---|
| Structure | と云う |
| Function | Source() = Target() ← Ground() |
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:39 (外部編集)