ex:a1560
「捨てられた紙屑を見るほどの関心しか示さない」
以前のリビジョンの文書です
「捨てられた紙屑を見る」
Example ID | a1560 |
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Category | 直喩・シミリ (simile) |
Text
「行く者、帰る者、罹災者達の蜿蜿(えんえん)たる流れがまことにただ無心の流れのごとくに死体をすりぬけて行き交い、路上の鮮血にも気づく者すら居らず、たまさか気づく者があっても、捨てられた紙屑を見るほどの関心しか示さない。」(坂口安吾「堕落論」: 223)
Context | Focus | Standard | Context |
---|---|---|---|
捨てられた紙屑を見る | (路上の鮮血に気づく) |
Conceptual Mappings
Source | Relation | Target | Pattern |
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捨てられた紙屑を見る | = | 路上の鮮血に気づく | 見る |
Figurative Constructions
Construction | 隠喩性構文 |
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Structure | ほどの |
Function | Source() = Target() ← Ground() |
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:38 (外部編集)