ex:a1501

「風に吹かれて飛びそうな姿」

「風に吹かれて飛びそうな姿」

Page Type	Example
Example ID	a1501
Author	坂口安吾
Piece	「勉強記」
Reference	『坂口安吾』
Pages in Reference	159-160

Text

「龍海さんは痩せ衰えて、風に吹かれて飛びそうな姿であったが、凡そ執拗頑固な決意を胸にかくしていたのであった。」

Context	Focus	Standard	Context
	風に吹かれて飛びそうな	（）	姿

Rhetoric

	Category
1	誇張法 (hyperbole)
2	過小誇張 (meiosis)
3	イディオム・慣用表現 (idiom)

Semantics

	Source	Relation	Target	Pattern
1	飛ぶ	>	やせ衰えた	飛ぶ>ほっそり

Grammar

Construction
Mapping Type

　

Lexical Slots	Conceptual Domain

　

	Preceding	Morpheme	Following	Usage

Pragmatics

Category	Effect
過小誇張 (meiosis)	痩せ衰え軽くなった体重を、風で飛んでしまうという人間ではあり得ないほどの軽さであると誇張的に表現している。
イディオム・慣用表現 (idiom)	「吹けば飛ぶような」という慣用表現にもとづいている。

用例一覧, 坂口安吾, 「勉強記」, 『坂口安吾』, 誇張法 (hyperbole), 過小誇張 (meiosis), イディオム・慣用表現 (idiom), 飛ぶ>ほっそり, 飛ぶ（とぶ）, ほっそり（ほっそり）, T-Komatsubara, T-Komatsubara, T-Komatsubara, R-Kikuchi

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)