ex:a1480

「悟りが息を殺して隠れている」

「悟りが息を殺して隠れている」

Page Type	Example
Example ID	a1480
Author	坂口安吾
Piece	「勉強記」
Reference	『坂口安吾』
Pages in Reference	154

Text

「第一、辞書だの書物の中に悟りが息を殺して隠れているということは金輪際ないではないか。」

Context	Focus	Standard	Context
悟りが	隠れている	（気づかれずにいる）

Rhetoric

	Category
1	隠喩・メタファー (metaphor)
2	活喩 (prosopopeia)

Semantics

	Source	Relation	Target	Pattern
1	隠れる	=	潜在する	内在する=隠れる

Grammar

Construction
Mapping Type

　

Lexical Slots	Conceptual Domain

　

	Preceding	Morpheme	Following	Usage

Pragmatics

Category	Effect
活喩 (prosopopeia)	書物の読者が得る「悟り」が、あたかも茂みや物陰に隠れる生き物のように捉えられている。

用例一覧, 坂口安吾, 「勉強記」, 『坂口安吾』, 隠喩・メタファー (metaphor), 活喩 (prosopopeia), 内在する=隠れる, 隠れる（かくれる）, 内在する（ないざいする）, T-Komatsubara, T-Komatsubara, T-Komatsubara, Y-Hirakawa

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)