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「東京の小さな部屋が自分の部屋のようで」
「東京の小さな部屋が自分の部屋のようで」
Text
「私の東京の家は私の数多い姉の娘達、つまり姪達が大きくなって東京の学校へはいる時の寄宿舎のようなものであったが、この娘達は言い合したように、この東京の小さな部屋が自分の部屋のようで可愛がる気持になるという。」
| Context | Focus | Standard | Context |
|---|---|---|---|
| 自分の部屋 | (東京の小さな部屋) |
Rhetoric
Semantics
Grammar
| Lexical Slots | Conceptual Domain |
|---|---|
| A | Target |
| B | Source |
| C | Elaboration |
| Preceding | Morpheme | Following | Usage | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | A | が | B | が-主語 |
| 2 | B | の[ようで] | C | の-「ようだ」「ごとし」で受ける場合 |
| 3 | B | [の]よう[で] | C | 様-類似-連用形 |
| 4 | B | [のよう]で | C | だ-断定・指定-連用形 |
Pragmatics
| Category | Effect |
|---|---|
| 心理描写 (psychological-description) | もともとは「寄宿舎」という位置づけであり、滞在する期間の限定的な仮宿という認識であったが、次第に「自分の部屋」という慣れ親しんだ家として位置づけるようになったことを表す。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)
