ex:a1342

「音の真空状態というものの底へ落ちた雪」

以前のリビジョンの文書です


「底」

Example ID a1342
Category 隠喩・メタファー (metaphor)
Text

「知らない人は吹雪の激しさを思うようだが、ピュウピュウと悲鳴のように空の鳴る吹雪よりも、あらゆる音というものが完全に絶え、音の真空状態というものの底へ落ちた雪のふりつむ夜のむなしさは切ないものだ。ああ、又、深雪だなと思う。」(坂口安吾「石の思い」: 89)

Context Focus Standard Context
(地面) へ落ちた雪
Conceptual Mapping
Source Relation Target Pattern
= 地面 地面=容器の底
Figurative Marker
Marker Elements
Rhetorical Effect
最終更新: 2019/08/01 14:37 (外部編集)