ex:a1260

「この地球に響いた最初の生の合唱」

「この地球に響いた最初の生の合唱」

Page Type	Example
Example ID	a1260
Author	梶井基次郎
Piece	「交尾」
Reference	『梶井基次郎』
Pages in Reference	67

Text

「科学の教えるところによると、この地球にはじめて声を持つ生物が産まれたのは石炭紀の両棲類だということである。だからこれがこの地球に響いた最初の生の合唱だと思うといくらか壮烈な気がしないでもない。」

Context	Focus	Standard	Context
この地球に響いた最初の	生	（生物）	の合唱

Rhetoric

	Category
1	換喩・メトニミー (metonymy)
2	前景化 (foregrounding)
3	象徴・シンボル (symbol)

Semantics

	Source	Relation	Target	Pattern
1	生	>	生物	生>生物

Grammar

Construction
Mapping Type

　

Lexical Slots	Conceptual Domain

　

	Preceding	Morpheme	Following	Usage

Pragmatics

Category	Effect
前景化 (foregrounding)	生物を生という抽象名詞で表現することで、生命の神秘性を強調する。
象徴・シンボル (symbol)	河鹿蛙を生命の象徴として表象する。

用例一覧, 梶井基次郎, 「交尾」, 『梶井基次郎』, 換喩・メトニミー (metonymy), 前景化 (foregrounding), 象徴・シンボル (symbol), 生>生物, 生（せい・しょう）, 生物（せいぶつ）, A-Tamaru, A-Tamaru, N-Komatsubara, N-Komatsubara

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)