ex:a1162

「どこかその経過に興味でもあるやうな観察的な眼」

以前のリビジョンの文書です


lv3-「どこかその経過に興味でもあるやうな観察的な眼」

Example ID a1162
Category 直喩・シミリ (simile)
Text

「現にかうして口をしめしてゐる自分にしても、三四日前までは、師匠に辞世の句がないのを気にかけてゐた。それから昨日は、師匠の発句を滅後に一集する計画を立ててゐた。最後に今日は、たつた今まで、刻々臨終に近づいて行く師匠を、どこかその経過に興味でもあるやうな、観察的な眼で眺めてゐた。」(芥川龍之介「枯野抄」: 302)

Context Focus Standard Context
どこかその経過に興味でもある () やうな、観察的な眼
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
Figurative Constructions
Construction 隠喩性構文
Structure どこか…やうな
Function Source() = Target() ← Ground()
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:36 (外部編集)