ex:a1151

「身にしみるやうに冷々する」

以前のリビジョンの文書です


lv3-「身にしみるやうに冷々する」

Example ID a1151
Category 直喩・シミリ (simile)
Text

「隔ての襖をとり払つた、だだつ広い座敷の中には、枕頭(ちんとう)に炷(た)きさした香の煙が、一すぢ昇つて、天下の冬を庭さきに堰いた、新しい障子の色も、ここばかりは暗くかげりながら、身にしみるやうに冷々する。」(芥川龍之介「枯野抄」: 293)

Context Focus Standard Context
身にしみる (冷々する)
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
染みる = 冷える 寒さ=経験
Figurative Constructions
Construction 隠喩性構文
Structure やうに
Function Source() = Target() ← Ground()
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:36 (外部編集)