ex:a1150
「天下の冬を庭さきに堰(せ)いた」
以前のリビジョンの文書です
「天下の」
Example ID | a1150 |
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Category | 隠喩・メタファー (metaphor) |
Text
「隔ての襖をとり払つた、だだつ広い座敷の中には、枕頭(ちんとう)に炷(た)きさした香の煙が、一すぢ昇つて、天下の冬を庭さきに堰いた、新しい障子の色も、ここばかりは暗くかげりながら、身にしみるやうに冷々する。」(芥川龍之介「枯野抄」: 292)
Context | Focus | Standard | Context |
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天下の | ((寒さが)強い) | 冬 |
Conceptual Mapping
Figurative Marker
Marker | Elements |
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Rhetorical Effect
最終更新: 2019/08/01 14:36 (外部編集)