ex:a1103
「木杭(きぐい)のごとく心臓を展(ひら)くことを拒む」
以前のリビジョンの文書です
lv1-「木杭(きぐい)のごとく心臓を展(ひら)くことを拒む」
Example ID | a1103 |
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Category | 直喩・シミリ (simile) |
Text
「ファルスの作者というものは、決して誰にも(無論自分自身にも——)同情なんかしようとはしないものだ。頑(がん)として、木像のごとく木杭(きぐい)のごとく、電信柱のごとく断じて心臓を展(ひら)くことを拒むものである。そして、このおよそ有(あら)ゆる物への冷酷な無関心によって、結局およそ有(あら)ゆる物を肯定する、という哀れな手段を、ファルス作家は金科玉条として心得ているだけである。」(坂口安吾「FARCEに就て」: 60)
Context | Focus | Standard | Context |
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木杭 | (ファルスの作者) |
Conceptual Mappings
Figurative Constructions
Construction | 隠喩性構文 |
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Structure | のごとく |
Function | Source() = Target() ← Ground() |
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:36 (外部編集)