ex:a1099
「途方もない混沌をグイとばかりに呑みほす」
以前のリビジョンの文書です
lv3-「途方もない混沌をグイとばかりに呑みほす」
Example ID | a1099 |
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Category | 隠喩・メタファー (metaphor) |
Text
「諦めを肯定し、溜息を肯定し、何言ってやんでいを肯定し、と言ったようなもんだよを肯定し——つまり全的に人間存在を肯定しようとすることは、結局、途方もない混沌を、途方もない矛盾の玉を、グイとばかりに呑みほすことになるのだが、しかし決して矛盾を解決することにはならない、人間ありのままの混沌を、永遠に肯定しつづけて止まない所の根気のほどを、呆れ果てたる根気の程を、白熱し、一人熱狂して持ちつづけるだけのことである。」(坂口安吾「FARCEに就て」: 57)
Context | Focus | Standard | Context |
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混沌を | グイとばかりに呑みほす | (肯定する) |
Conceptual Mappings
Figurative Constructions
Construction | |
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Structure | |
Function |
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:36 (外部編集)