ex:a0945-1

「いささか色を作（な）して」

「いささか色を作（な）して」

Page Type	Example
Example ID	a0945-1
Author	中島敦
Piece	「弟子」
Reference	『中島敦』
Pages in Reference	71

Text

「従者等の疲憊を見るに見かねた子路が、いささか色を作（な）して、絃歌する孔子の側に行った。」

Context	Focus	Standard	Context
	色を作して	（怒った様子で）

Rhetoric

	Category
1	転喩 (metalepsis)
2	イディオム・慣用表現 (idiom)

Semantics

	Source	Relation	Target	Pattern
1	顔色を変える	>	怒る	表出する>目くじらを立てる

Grammar

Construction
Mapping Type

　

Lexical Slots	Conceptual Domain

　

	Preceding	Morpheme	Following	Usage

Pragmatics

Category	Effect
イディオム・慣用表現 (idiom)	慣用化された表現を使うことで、感情の変化による顔色の変化を経済的に表現する。

用例一覧, 中島敦, 「弟子」, 『中島敦』, 転喩 (metalepsis), イディオム・慣用表現 (idiom), 表出する>目くじらを立てる, 表出する（ひょうしゅつする）, 目くじらを立てる（めくじらをたてる）, Y-Inoue, A-Tamaru, R-Kikuchi, T-Komatsubara

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)