ex:a0914
「事によったら流される」
「事によったら流される」
Page Type | Example |
---|---|
Example ID | a0914 |
Author | 宮沢賢治 |
Piece | 「双子の星」 |
Reference | 『新編銀河鉄道の夜』 |
Pages in Reference | 18 |
Text
「きっと王様に叱られます。事によったら流されるかも知れません。」
Context | Focus | Standard | Context |
---|---|---|---|
事によったら | 流される | (流刑になる) | かも知れません |
Rhetoric
Semantics
Grammar
Construction | |
---|---|
Mapping Type |
Lexical Slots | Conceptual Domain |
---|
Preceding | Morpheme | Following | Usage |
---|
Pragmatics
Category | Effect |
---|---|
兼用法・異義兼用 (syllepsis) | 流れ星と流刑をかけているので、おかしさが生まれる。 |
ユーモア (humour) | 「流される」が流刑を表すことは慣習化しているが、星に対して用いることで、流れ星を連想させ、おかしさを出している。 |
婉曲語法 (euphemism) | 「流刑」を直接に言い渡さず、「流される」と間接的に表現する。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)