ex:a0912
「千も万もででるもんだ」
「千も万もででるもんだ」
Page Type | Example |
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Example ID | a0912 |
Author | 宮沢賢治 |
Piece | 「双子の星」 |
Reference | 『新編銀河鉄道の夜』 |
Pages in Reference | 17 |
Text
「『星さん星さん一つの星で出ぬもんだ。千も万もででるもんだ。』 下で別の子供が叫んでいます。もう西の山はまっ黒です。あちこち星がちらちら現われました。」
Context | Focus | Standard | Context |
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千も万も | (非常に多く) | ででる |
Rhetoric
Semantics
Grammar
Construction | |
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Mapping Type |
Lexical Slots | Conceptual Domain |
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Preceding | Morpheme | Following | Usage |
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Pragmatics
Category | Effect |
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過大誇張 (auxesis) | 星が一つで出現するのではなく、大量の集まりで出現することを、桁の大きな数字である「千」「万」を用いることで表現する。 |
対照法・対照 (antithesis) | 「千」「万」という数字を使うことで、直前の「一」と対比される効果がある。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)