ex:a0903

「この朔北の野人は、生活の方法を二つしか心得てゐない」

以前のリビジョンの文書です


lv3-「この朔北の野人は、生活の方法を二つしか心得てゐない」

Example ID a0903
Category 提喩・シネクドキ (synecdoche)
Text

「五位は赤くなつて、吃りながら、又、前の答を繰返した。一同が今度も、笑つたのは、云ふまでもない。それが云はせたさに、わざわざ念を押した当の利仁に至つては、前よりも一層可笑しさうに広い肩をゆすつて、哄笑した。この朔北の野人は、生活の方法を二つしか心得てゐない。一つは酒を飲む事で、他の一つは笑ふ事である。」(芥川龍之介「芋粥」: 61)

Context Focus Standard Context
この 朔北の野人 五位 は、生活の方法を二つしか心得てゐない
Conceptual Mapping
Source Relation Target Pattern
野人 > 一般>特殊
Figurative Marker
Marker Elements
Rhetorical Effect
最終更新: 2019/08/01 14:35 (外部編集)