ex:a0896
「その竹へ、馬にでも乗るように跨りました」
「その竹へ、馬にでも乗るように跨りました」
| Page Type | Example |
|---|---|
| Example ID | a0896 |
| Author | 芥川龍之介 |
| Piece | 「杜子春」 |
| Reference | 『芥川龍之介』 |
| Pages in Reference | 174 |
Text
「鉄冠子はそこにあった青竹を一本拾い上げると、口の中に咒文を唱えながら、杜子春と一しょにその竹へ、馬にでも乗るように跨りました。すると不思議ではありませんか。竹杖は忽ち竜のように、勢よく大空へ舞い上って、晴れ渡った春の夕空を峨眉山の方角へ飛んで行きました。」
| Context | Focus | Standard | Context |
|---|---|---|---|
| 馬にでも乗る | (跨る) |
Rhetoric
Semantics
Grammar
| Lexical Slots | Conceptual Domain |
|---|---|
| A | Source |
| B | Target |
| Preceding | Morpheme | Following | Usage | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | A | ように | B | 様-類似-連用形 |
Pragmatics
| Category | Effect |
|---|---|
| 明晰 (clarity) | 竹にまたがる様子について、馬に騎乗する様子を引き合いに出して表現する。竹にまたがるという行為は一般的ではないため、騎乗という一般的な行為によって説明的にわかりやすく表現する。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)
