ex:a0784

「鳶が胡麻粒ほどに小さく見える姿」

以前のリビジョンの文書です


「胡麻粒」

Example ID a0784
Category 直喩・シミリ (simile)
Text

「ちょうど彼等の真上、空の極めて高い所を一羽の鳶が悠々と輪を画いていた。その胡麻粒ほどに小さく見える姿をしばらく見上げていた甘蠅が、やがて、見えざる矢を無形の弓につがえ、満月のごとくに引絞ってひょうと放てば、見よ、鳶は羽ばたきもせず中空から石のごとくに落ちて来るではないか。」(中島敦「名人伝」: 17)

Context Focus Standard Context
胡麻粒 ((鳶の)姿) 小さく
  • 「ほど」はありか?Meaningが微妙
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
胡麻粒 = (鳶の)姿 小さな
Figurative Constructions
Construction 隠喩性構文
Structure ほど
Function Source() = Target() ← Ground()
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:35 (外部編集)