ex:a0779

「的から一直線に続いたその最後の括(やはず)はなお弦を銜(ふく)むがごとくに見える」

以前のリビジョンの文書です


lv3-「的から一直線に続いたその最後の括はなお弦を銜(ふく)むがごとくに見える」

Example ID a0779
Category 直喩・シミリ (simile)
Text

「瞬く中に、百本の矢は一本のごとくに相連なり、的から一直線に続いたその最後の括(やはず)はなお弦を銜(ふく)むがごとくに見える。」(中島敦「名人伝」: 12)

Context Focus Standard Context
弦を銜む (弓に接する)
  • 「括」は、矢の上端の弦を受ける所。矢が線状に連続し、一番後ろは、まだ弓の弦に接しているように見える様子を表す。
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
= 一直線 metaphor
Figurative Construction
Construction なお…がごとく
Mapping Schema Target = Source ← Generic
Functional Type fn
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/09/03 18:50