ex:a0750
「秋葉(しゅうよう)の空に飄(ひるがえ)るが如くに、ぶらりぶらりとした身」
以前のリビジョンの文書です
「秋葉の空に飄る」
Example ID | a0750 |
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Category | 直喩・シミリ (simile) |
Text
「野州上州(やしゅうじょうしゅう)の山地や温泉地に一日二日あるいは三日五日と、それこそ白雲(はくうん)の風に漂い、秋葉(しゅうよう)の空に飄(ひるがえ)るが如くに、ぶらりぶらりとした身の中に、もだもだする心を抱きながら、毛繻子(けじゅす)の大洋傘(おおこうもり)に色の褪せた制服、丈夫一点張りのボックスの靴という扮装で、五里七里歩く日もあれば、また汽車で十里二十里歩く日もある、取止めのない漫遊の旅を続けた。」(幸田露伴「観画談」: 103)
Context | Focus | Standard | Context |
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秋葉の空に飄る | (晩成先生) | ぶらりぶらりとした |
Conceptual Mappings
Figurative Constructions
Construction | 隠喩性構文 |
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Structure | が如くに |
Function | Source() = Target() ← Ground() |
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:35 (外部編集)