ex:a0697

「虎狼と一つ檻にでもゐるやうな心もち」

以前のリビジョンの文書です


lv1-「虎狼と一つ檻にでもゐるやうな心もち」

Example ID a0697
Category 直喩・シミリ (simile)
Text

「その癖、屏風の何が自由にならないのだか、それは誰にもわかりません。又、誰もわからうとしたものもございますまい。前のいろいろな出来事に懲りてゐる弟子たちは、まるで虎狼と一つ檻にでもゐるやうな心もちで、その後師匠の身のまはりへは、成る可く近づかない算段をして居りましたから。」(芥川龍之介「地獄変」: 118)

Context Focus Standard Context
虎狼と一つ檻にでもゐる (心もち)
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
虎狼と一つ檻にでもゐる = 心もち 怖さ
Figurative Constructions
Construction 隠喩性構文
Structure まるで…やうな
Function Source() = Target() ← Ground()
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:35 (外部編集)