ex:a0695

「夜のやうに戸を立て切つた中に、ぼんやりと灯をともしながら」

以前のリビジョンの文書です


lv3-「部屋で、夜のやうに戸を立て切つた」

Example ID a0695
Category 直喩・シミリ (simile)
Text

「奥と申しますのは、あの男が画を描きます部屋で、その日ものやうに戸を立て切つた中に、ぼんやりと灯をともしながら、まだ焼筆で図取りだけしか出来てゐない屏風が、ぐるりと立て廻してあつたさうでございます。」(芥川龍之介「地獄変」: 106)

Context Focus Standard Context
部屋
Conceptual Mappings
Source Relation Target Pattern
= 部屋 暗さ=夜
Figurative Constructions
Construction 隠喩性構文
Structure のやうに
Function Source() = Target() ← Ground()
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:35 (外部編集)