「置き忘れたような運水車」

以前のリビジョンの文書です

lv3-「置き忘れたような運水車」

Example ID	a0649
Category	直喩・シミリ (simile)

「徐に汽車は動き出した。一本ずつ眼をくぎって行くプラットフォオムの柱、置き忘れたような運水車、それから車内の誰かに祝儀の礼を云っている赤帽――そう云うすべては、窓へ吹きつける煤煙の中に、未練がましく後へ倒れて行った。」（芥川龍之介「蜜柑」: 20）

Context	Focus	Standard	Context
	置き忘れた	（置かれている）	運水車

Source	Relation	Target	Pattern
置き忘れる	=	置く	物=置き忘れた物

Marker	Elements
ような	ような