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「両岸の山は或時は右が遠ざかったり左が遠ざかったり」
「両岸の山は或時は右が遠ざかったり左が遠ざかったり」
Text
「両岸の山は或時は右が遠ざかったり左が遠ざかったり、また或時は右が迫って来たり左が迫って来たり、時に両方が迫って来て、一水遥に遠く巨巌(きょがん)の下に白泡を立てて沸(たぎ)り流れたりした。」
| Context | Focus | Standard | Context |
|---|---|---|---|
| 両岸の山は | 遠ざかったり | (遠くに見えたり) |
Rhetoric
Semantics
| Source | Relation | Target | Pattern |
|---|
Grammar
| Construction | |
|---|---|
| Mapping Type |
| Lexical Slots | Conceptual Domain |
|---|
| Preceding | Morpheme | Following | Usage |
|---|
Pragmatics
| Category | Effect |
|---|---|
| 迫真法・活写法・現前化 (hypotyposis) | 山自体が移動するものとして表現することで、当該状況における山の存在感の強さを表現する。 |
| 主観化 (subjectification) |
「迫って」いるのは汽車に乗った語り手であるが、ここでは逆に、山が迫ってきているように捉えられている。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)
