ex:a0470
          「手の上にある一顆の露の玉に見入った」
以前のリビジョンの文書です
lv3-「手の上にある一顆の露の玉に見入った」
| Example ID | a0470 | 
|---|---|
| Category | 隠喩・メタファー (metaphor) | 
Text
「そんな話を聞きながら、私はしばらく手の上にある一顆の露の玉に見入った。そして自分の手のひらの中に、この山間の霊気と日光とが凝り固まった気がした。昔田舎者が京へ上ると、都の土をひと握(にぎ)り紙に包んで土産(みやげ)にしたと聞いているが、私がもし誰かから、吉野の秋の色を問われたら、この柹の実を大切に持ち帰って示すであろう。」(谷崎潤一郎「吉野葛」: 243)
| Context | Focus | Standard | Context | 
|---|---|---|---|
| 一顆の | 露の玉 | (柹) | 
Conceptual Mappings
Figurative Construction
| Construction | |
|---|---|
| Functional Type | 
Rhetorical Effects
最終更新: 2019/08/01 14:34 (外部編集)
       
