ex:a0456
「二百三十六名で未曾有の国難をしょいきる」
「二百三十六名で未曾有の国難をしょいきる」
Page Type | Example |
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Example ID | a0456 |
Author | 坂口安吾 |
Piece | 「村のひと騒ぎ」 |
Reference | 『坂口安吾』 |
Pages in Reference | 32 |
Text
「まったく、たかだか二百三十六名で未曾有の国難をしょいきることは心細いに違いない。」
Context | Focus | Standard | Context |
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国難 | をしょいきる | (に対処する) |
Rhetoric
Semantics
Grammar
Construction | |
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Mapping Type |
Lexical Slots | Conceptual Domain |
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Preceding | Morpheme | Following | Usage |
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Pragmatics
Category | Effect |
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イメジャリー・イメージ (imagery) | 重い荷物を背負う様子が想起され、「未曾有の国難」がそれに対処する者の肩に大きな負荷として一挙にのしかかるものとして、力動的に表現されている。 |
心理描写 (psychological-description) | その対処が大きな圧迫感をもたらし、強い忍耐を強いるものであるということが、身体感覚を通じて想像させられる。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)