ex:a0427

「前途の方向のつくまで」

「前途の方向のつくまで」

Page Type Example
Example ID a0427
Author 夏目漱石
Piece 「坊っちゃん」
Reference 『夏目漱石』
Pages in Reference 19

Text

おれは一ヶ月以前から、しばらく前途の方向のつくまで神田の小川町へ下宿していた。

Context Focus Standard Context
前途の方向 (先行き) のつくまで

Rhetoric
Semantics

Source Relation Target Pattern
1 方向 = 先き行き 将来=方向

  • 「先き行き」も時間を表す空間の比喩だが、基本的には時間の意味でしか用いられない表現。

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
明晰 (clarity) 時間という抽象体を空間の位置関係によって表すことで、具体的に想像できるようにする。

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)