ex:a0426

「罵声が子路に向って飛び」

「罵声が子路に向って飛び」

Page Type Example
Example ID a0426
Author 中島敦
Piece 「弟子」
Reference 『中島敦』
Pages in Reference 93

Text

罵声が子路に向って飛び、無数の石や棒が子路の身体に当った。

Context Focus Standard Context
罵声が 飛び (発せられ)

Rhetoric
Semantics

Source Relation Target Pattern
1 飛ばす = 言う 言う=飛ぶ

Grammar

Construction
Mapping Type

 

Lexical Slots Conceptual Domain

 

Preceding Morpheme Following Usage

Pragmatics

Category Effect
活喩 (prosopopeia) 「罵声が~飛ぶ」と、声を有生物とすることで力動的に表現する。
擬物法・結晶法 (hypostatization) 子路に向けられた罵声が、投げつけられる石や棒のように、彼を傷つける危険性を有していたという印象を与える。

最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)