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「大難に臨んでいささかの興奮の色も無い」
「大難に臨んでいささかの興奮の色も無い」
Text
「子路は思わず顔を赧(あか)らめた。己の内なる小人を指摘された心地である。窮するも命なることを知り、大難に臨んでいささかの興奮の色も無い孔子の容(すがた)を見ては、大勇なる哉(かな)と嘆ぜざるを得ない。かつての自分の誇(ほこり)であった・白刃(はくじん)前(まえ)に接(まじ)わるも目まじろがざる底(てい)の勇が、何と惨(みじ)めにちっぽけなことかと思うのである。」
| Context | Focus | Standard | Context |
|---|---|---|---|
| 色 | (様子) |
Rhetoric
Semantics
Grammar
| Construction | |
|---|---|
| Mapping Type |
| Lexical Slots | Conceptual Domain |
|---|
| Preceding | Morpheme | Following | Usage |
|---|
Pragmatics
| Category | Effect |
|---|---|
| 人物描写 (description of a character) | 興奮している様子が、あたかも顔の(物理的な)色が変化したかのように描かれている。 |
| 誇張法 (hyperbole) | 興奮している様子が色の変化として誇張して描かれている。 |
最終更新: 2024/01/26 12:13 (外部編集)
